Oculus Rift の利用例

2013年に開発者向けキットが発売されて以来、じわじわと認知度が広がってきているOclus Riftですが、まだ身近で目にすることはあまりありません。

一般消費者向けバージョンはまだこれから(2015年かというウワサ)で、現在は開発者向けということで価格が高いこともあって、さすがに「ちょっとゲーム用に」というわけにはいかないのでしょうか。

しかし、よくよく調べてみるとひそかにさまざまな場所で利用されている例もあるようですのでまとめてみました。

「Oculus Riftを使ったバーチャル観光案内、楽天トラベルの取り組みとは」
http://news.mynavi.jp/news/2015/02/09/056/

楽天トラベルが2/6、東京ドームシティで石川県協力のもと開催した「バーチャルリアリティ(VR)観光体験」において、「兼六園」を360度写真で楽しめる「Oculus Rift」コンテンツを用意したそうです。
Xbox用コントローラーとの併用で、実際に兼六園の中を歩いて回れるようなものだそうです。
VRを生かすという意味では最も分かりやすい例かと思います。

自分と共に戦う斬新な協力型FPS「Time Rifters」

http://www.forest.impress.co.jp/docs/serial/oculusclub/20150202_686299.html

自分視点での没入感を味わえるFPS形式のゲームです。
やはりコンシューマの利用となるとゲームとの親和性がもっとも高いのでしょうが、“FPS酔い”がやはりいまだに課題なようです。で、このゲームはその“FPS酔い”をなんとか抑えようという趣旨のもとで作られているそうです。
斬新なのが「1回終わる度に、それまでの自分のキャラクターと一緒に戦う」ことができる仕組みだとか。

「継衛発進体験装置」が新宿-シドニアの基地-に登場 Oculus Riftが大幅パワーアップ

http://animeanime.jp/article/2015/02/23/22091.html

『劇場版 シドニアの騎士』に合わせて設置されたOculus Riftを使用した「継衛発進体験装置」。
360度の視界を持つ映像で、あたかもパイロットなったかのように継衛による宇宙発進シーンを体感できるらしいです。

米登山靴メーカー・メレルによる、Oculus Riftを活用したスリル満点のバーチャル登山体験イベント

http://adgang.jp/2015/02/87562.html

『靴を試着してバーチャル登山体験をしてもらう』というユニークなイベント。
Oculus Riftを装着してから、屋内に設置された細い道や吊り橋のセットを歩きます。
映像を見てもらうとわかりますが、面白いアトラクションですね。

ここまで見てきますと、やはり、なんらかのイベントでの利用が今のところは多いようです。

しかし、実用的な例も少しずつ出てきているようです。

実際に手を動かしてネイルアートのシミュレーションができる「NailCanvasVR Demo」
http://www.forest.impress.co.jp/docs/serial/oculusclub/20150209_687272.html

「Oculus Rift」と「Leap Motion」を組み合わせてネイルアートのシミュレーションを行おうというものです。

私自身、Leap Motionをパソコンで操作してみたところ、結構難しかったのですが、もしかすると「Ocilus Rift」内で操作する方が扱いやすいのかもしれないと感じました。

「Oculus Rift」の一般消費者向けバージョンは2015年中だろうといわれていますが、果たしてどのような価格、そしてどのようなアプリケーションと共に発売となるのかにとても興味が湧きます。

このまま、特殊なイベント用の機材、で終わるのか、あるいは誰もが頻繁に使用するプラットフォームに進展するのか。

個人的には、3Dテレビが盛り上がらないまま終わったことを考えても、一般消費者向け商品になるのは難しいのではないかと思っています。
あるとすればゲーム利用ではないでしょうか。(「3D酔い」を払拭するのが前提)

それ以上の展開を望めるのは、VRではなくむしろARではないかと思います。
VRは、特殊なイベント業務用、と割り切った方が生きる道がありそうな気がします。