前回はオブジェクトをジェネレートして環境マッピングを試してみましたが、パーティクルだとどうなるんだろう、ということと、小さなボールだと床をすり抜けてしまっていたのをなんとかできないものかということが気になりました。
ということで今回はパーティクルを床に落とすテストをしてみたいと思います。
前回、ボールを出していたCubeにパーティクルを仕込みます。
設定は以下のような感じです。
そして、「HoloLensCamera」に以下の2つのコンポーネントを追加します。
情報源は以下です。
https://www.skylinetechnologies.com/Blog/Skyline-Blog/December_2016/Making_it_Snow_with_a_HoloLens
(中段あたりの「Making the Snow Interact with Real Objects」)
前回はこのコンポーネントを付けていなかったことが、小さなボールで床をすり抜けた原因のようです。
さて、試してみます。
以下は、「Emission」の「Rate over Time」を「100」にして実行してみたものです。
パーティクルはワサワサ出てきますが、動きがカクカク状態です。
どうやらパーティクルの数が多過ぎてHoloLensが処理しきれていないようです。
今度は「Rate over Time」を「50」にしてみました。
これなら大丈夫そうです。しっかり動いています。
床に落ちてからもすり抜けることなく、ちゃんとたまっています。
パーティクルを一気にたくさん出すのはHoloLensの性能上厳しいようですが、出すのは抑えめにしつつもLifeTimeを延ばして、今よりたくさん貯めるということは可能ではないかと思います。
環境マッピングを活かした表現をするためにパーティクルは役立ちそうです。