「LEAP MOTION」 + 「Oculus Rift」を試してみました。

以前より試してみようと思っていた、「LEAP MOTION」と「Oculus Rift」の合わせ技によるコンテンツをようやくプレイしてみることができました。

まず最初に必要なのが、「LEAP MOTION」を「Oculus Rift」にアタッチさせる作業。
以下の写真のように「Oculus Rift」の前面に貼りつけます。

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ケースの裏面の粘着テープで貼るという結構アナログな形になります。

この、アタッチ用のケース(VR Developer Moutn)ですが日本では販売しておらず以下のページからアメリカの方に直接発注する形となります。($ 19.99)
http://store-world.leapmotion.com/

私の場合は東京在住ですがおおよそ10日で到着しました。

さて、コンテンツのテストですが、以下のページに、「LEAP MOTION」と「Oculus Rift」を組み合わせて使うコンテンツがたくさん紹介されています。

https://developer.leapmotion.com/gallery

割とよく知られているのが「Planetarium」ですが、試してみたところ正直よくデザインされれいるなとは思うものの、コンテンツとしての面白さという点では今一つという感想を持ちました。

実験として面白かったのは、「Quick Switch」です。
これは、手を目の前で縦にスワイプすることで、現実世界のモノクロ映像と仮想世界を入れ替えるという実験的なコンテンツです。

何が面白かったかと言いますと、「Oculus Rift」を装着した状態で周りの様子が見える点です。
この現実視野のモノクロ映像は、LeapMotionのセンサー機能で実現しているものと思われます。

もしかしてこれがもっと発展すれば「Oculus Rift」のコンテンツの中でARっぽい演出もできるのではなかろうかと妄想しました。ちょっと画質的に遠い道のりかもしれませんが。

実際に私が試してみた映像が以下です。

そして、いくつか試した中で最も面白いと思えたのが以下のゲームです。

Corridor 17 VR  https://developer.leapmotion.com/gallery/corridor-17-vr

●紹介映像

一見珍しくもないシューティングゲームなのですが、上記の映像の中の実演している人の動きをみていただくと分かるように、射撃は手を使い、スペースシップの操縦は首から肩にかけての傾きで行います。

これは映像ではなかなか伝わりにくいかもしれませんが、実際にプレイしてみると本当に自分が飛行と射撃を行っているというリアリティを十分に味わうことができました。HMDとハンドセンサーを使用することの必要性にかなったプレイ内容であることで、その良さが十分に引き出せているのだと思います。

やはり、せっかく手の動きを反映させることができるのであれば、単にボタンを押させるためだけでなく、よりアグレッシブな仕事をさせるべきなのでしょう。HMDについても同様で、ただ周りが見渡せるというだけでなく、このように体のバランスを変える(ように感じさせる)ことで能動的な活動をさせることができるということを改めて知らされました。

ただ、Leap Motionですが、前から感じてはいましたが、手の動きはよく反映されるものの、指の動きの感知はどうも確実性が今一つなようです。ここは改善の余地が大いにありそうな気がします。

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