SONYのメガネ型ヘッドマウントディスプレイ「SmartEyeglass」は、視界に画像やテキストなどを重ねて表示するAR(拡張現実)体験を提供するもの。『Google Glass』に近い。
ARに未来を見る!透け透けメガネ型HMD『SmartEyeglass』ってな~に?
発売は2015年3月10日。価格は10万円(税別)
開発者向けのSDKが付属してくるとのこと。
プロモーション映像
感想
正直に言って、特色がなんなのかよく分からない。
プロモーション映像を見る限り、実際の風景にテキストやアイコンで指示が重なって出るだけである。これではスマホカメラを使うよくあるARが、ただメガネになっただけではなかろうか。
たったこれだけのために、あの不自然なメガネをかけて女性が外を出歩くだろうか。設定からして無理があるように思えてならない。プロモーション映像なのだから、その製品の目指すところをCGや効果などで好きなように作れるはずなのだが、まったくワクワクする部分が無い。
MicrosoftのHololenzのPR映像と比べるとあまりにもスケールに開きがありがっかりさせられる。
SONY自体がARやVRに関し、斬新な研究を重ねていることはフォーラムなどでちらほらと垣間見えるのだが、その会社が出してきたのがこれだというのは首をかしげたくなる。
頑張ってほしい。SONYにはもっと夢を抱かせられる製品を、いや、その前にどのような体験を抱かせてくれるのかというコンセプトだけでもまずは提示してほしい。