VRトレーニング野球守備

スポーツのVRトレーニング(野球・内野守備)

小型クレーン訓練の他に、VRトレーニングをもう一つ開発いたしました。

野球の内野守備の練習用のVRトレーニングです。

実は以前に、ノックを受けるゲームアプリを作成したことがあるのですが、それをVRにしたら結構良い練習になるのではないかと思っていました。

頭部にはVIVEゴーグルをかぶります。

そして、グローブをつける方の手に以下のようにVIVEトラッカーを装着します。

手首より少し上に装着

この状態で、バッターの打つ打球をキャッチする練習を行うわけです。

ゴーグルをかぶった人には、球場内で守っている視界になります。

三塁を守っている想定です

パソコン側は、以下のような画面です。

メインは第三者視点。グローブが動いています。左下が本人視点。

スポーツのVRトレーニングには様々な可能性が考えられますが、VRトレーニングというからには、ゲームと違った練習に向いた構造になっている必要があると思います。

そのために、以下のような機能を用意しました。

パソコン側画面のパラメータ調整用のUIです。

上から、強さ(最大値・最小値)、左側振れ幅、右側振れ幅、上振れ幅、下振れ幅

これを調整することで、打球の角度、強さを調節した練習が可能です。

左右それぞれに変えられますので、たとえば逆シングルの練習を集中的に行うというようなことができます。

こちらは、たとえばライナー中心にするとか、ゴロ中心にする、あるいは強さも合わせて調節することで高いバウンドのゴロにしたりフライを上げることも可能です。

最後が強さの調整ですね。
これを思いっきり上げますと、「強襲ヒット」のようなすごい打球も体験できます。

また、ただ単に現実のノックの代わりになるだけでなく、せっかくなのでVRならではのプラスアルファの効果を活かしたいところです。

それはVRの「特殊な環境を再現できる」という特長です。

誰かがたんたんと打つノックと、試合でバッターが打って飛んでくる打球とでは、実戦の持つ雰囲気という点で明らかに具合が違います。

しかも、ランナーが埋まっていればプレッシャーも出てきます。

なので、このVRトレーニングは実戦を再現した環境で行うものになっています。

以下の映像のような感じです。

UIがついている状態がパソコン側の画面です。

途中で出てくるUI無しのものがユーザーのゴーグル内の映像です。

野球の練習というだけでなく、瞬発力や反射神経を磨くためのトレーニングとして利用していただくことを想定しています。

こちらも、以下の展示会で公開いたします。

●第30回 府中市工業技術展『ふちゅうテクノフェア』
 日時:10月18日(金)・19日(土) 午前10時~午後5時
 場所:府中駅前「ル・シーニュ」5F 

●第22回産業交流展2019
 日時:11月13日(水)~11月15日(金) 
    10:00~18:00(15日のみ17時まで)
 場所:東京ビッグサイト 青海展示棟A・Bホール
 https://www.sangyo-koryuten.tokyo/

「スポーツのVRトレーニング(野球・内野守備)」への1件の返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA