こんにちは、シンフォニア株式会社です。
当社の小型移動式クレーンVR訓練システムについての開発レポートをお届け致します!
Vol.1:http://lab.sinfonia.biz/?p=599
Vol.2:https://lab.sinfonia.biz/?p=647
ラジコン装置を使用したコンテンツ 開発レポート
現在はハードウェアの開発も一段落し、コンテンツの開発に取り組んでおります。
今回は、コンテンツの内容を先取りしてお伝えいたします!
(まだコンテンツはUIデザインを反映しておらず、プロトタイプの状態です。ご了承の上ご覧ください。)
1.ラジコン装置の操作、及びVR内との連携
レバー装置同様、ラジコン装置もVR内に描画する必要がありますが、ラジコン装置の位置を取得することが難しいため、操作時のみ位置を表示する形で実装を行っています。
また、ラジコン装置には、実物同様に荷重計の数値等の情報が表示されるようになっています。

ラジコン装置は、ラジコン装置のタッチセンサによって反応し、触っているスイッチの箇所を含めて画面内に描写されます。もちろんラジコン装置のスイッチを動かすと、VR内のスイッチも動作するようになっております。


2.VR内での操作と移動
従来の小型移動式クレーンVR訓練システム(レバー装置Ver)は、片手でVRコントローラーを持ちながらトレーニングを行っていました。

しかし、ラジコン装置を用いたVRトレーニングは、両手でラジコン装置を把持するため、別途VRコントローラーを持つことが出来ません。

そのため、操作は全て空中ジェスチャーにて行うこととしました。
空中ジェスチャーとは、空中に「仮想のタッチポイント」を作成し、ハンドトラッキングを用いることで、「仮想のタッチポイント」を操作できるようになる技術のことです。

メニューや各項目の選択、テレポート先などを全て空中ジェスチャーにて操作することで、ラジコン装置を使用しながらUIの操作を行うことが可能になりました。
現在は、訓練コンテンツを鋭意制作中です。続報をお待ち下さい!
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